誰のためのソフトウェア

未踏ユースが終わったところで、今後の自分の方針を考え直してみることにした。

改めて言う必要も無いが、僕はプログラマー。ということで、仕事や自己表現の手段は当然ソフトウェア開発になるわけだが・・・

大学に入ってからの2年間は、仕事や課題のプログラム、つまり仕様を満たすプログラムや人が使うプログラムの開発が中心で、自分が欲しいものというよりは人が求めるものをどうやって作るかを考えてきた。
会社に入って職業プログラマーとしてやっていくには非常に大切な考え方であり、これからも(あまり得意ではないが)考える努力は続けようと思う。

しかし!!僕は非常にワガママであり、最近わかったのだが芸術指向が強いらしい。最終的には自分が幸せであれば満足な人間である。
はっきり言って、人に合わせてソフトウェア作るのは面倒。ここ2年間はどうやったら周りから評価を受けるかを重視して開発を進めて(進めようとして)いたが、個人的には作っていて楽しくない。(仕事の場合はまた別だが)

ということで、純粋に自分の欲しいもの、作りたいものを(趣味では)作っていくことにした。プレッシャーとかもういいや。ただひとつ、「作り始めたら9割までは必ず作る」ことだけを守り、純粋に自分の思ったとおりに製作を進めよう。これを基本方針とすることにした。人のためのソフトウェアではなく、自分のためにソフトウェアを書くことにした。

というのも、現状、会社で普通にプログラマーをやっていればいいし、周囲からはそこそこの評価も受けている。そこそこのお金は入るし、巨万の富には正直興味は無い。(手ごろなお金には興味あり)利潤は求めなくてもいい。ただ自己満足に進んでみよう。僕にはこれが向いているらしい。というか、変に考えるより純粋な気持ちで作ったものの方が受けがよかったりもする。

この日記を読んで…
えっ!それ以上自己満足に走るの?!
と思った方・・・ええ、これ以上走ります。よろしく。(仕事はするよ。ちゃんと!)